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意外と誰も教えないリサーチの方法

「リサーチしろ、しろ」と言われて、漠然と「情報を集めろ」という意味で終わってしまうことが多い。しかしコンテンツ作り・発信をするなら、「どのプラットフォームで」「どの手法を使って」「どの段階で」「何をどう見て判断するか」が具体的でなければ意味が薄い。この記事では、特に InstagramYouTube を例に、リサーチ手法を具体的にまとめる。





Instagramでのリサーチ法

Instagramは「視覚+共感+即時性」が強み。だからユーザーがどこで反応してるかを見極めるのが肝。


ステップとテクニック

ステップやること
1. ジャンル・ハッシュタグで探す自分のジャンルに関連するハッシュタグ、キーワードで検索。例:「健康食品」「DIYインテリア」「プログラミング学習」など。
2. フォロワー数の多いアカウントがフォローしているアカウントをたどる人気アカウントが誰をフォローしているアカウントを順番に見ていく。足りなければ、その中のアカウントのフォローしているアカウントを見ていく。
3. フォロワーの質をチェックする同じジャンル(大ジャンル/中ジャンル)であることが大前提。そのアカウントのプロフィールや投稿内容。フォローしているアカウントのジャンル、プロフィールや投稿内容。フォロアー数とフォロー数のバランス。
最低限、フォロー数 < フォロワー数。

注意ポイント/落とし穴

  • フォロワー数だけで判断しない。偽フォロワー・買ったフォロワーも多いので、反応をよく見る。 Aspire+2Upfluence+2

  • 投稿の頻度や一貫性が途中で途切れていないかチェック。活動が定期的でないアカウントは伸びが止まってる可能性。

  • ジャンルが重複していないか、似たようなコンテンツばかりかどうか。模倣では差別化が難しい。

  • フォロワーの国・属性が自分のターゲットと合っているか。



YouTubeでのリサーチ法

YouTubeは「検索性」「長尺のコンテンツ」「SEO(タイトル/説明文/タグなど)」の要素が強く働くプラットフォーム。ゆずまる様が「ジャンルは決まっている」という前提なら、効率重視で「伸びるキーワード」と「似たコンテンツ分析」が中心になる。


ステップとテクニック

ステップやること
1. キーワード出しゆーちゅらをつかってどうジャンル/狙ってみたいジャンルの動画を調べる
2. vidIQ や類似ツールでキーワード調査vidIQ の Keywords Research 機能を使って、検索ボリューム・競合度・関連語を確認。 vidIQ ヘルプセンター+2vidIQ+2
3. YouTube検索バーのオートコンプリートや関連動画を使う検索バーにキーワードを入れて、候補を拾う。関連動画のタイトル・説明欄で使われてる言葉をチェック。
4. 競合分析同じジャンルで人気のチャンネルを選び、直近投稿をいくつか見る。タイトル・サムネ・説明文・動画構成・長さ・頻度・コメント数・視聴維持率など見る。
5. トピックのギャップ探し人気キーワードは既に動画が多くても、関連検索や質問形式で見落としがちなサブトピックがあることが多い。 vidIQ なら “Related Keywords”, “Questions” の項目で探せる。 vidIQ+1


ゆずまる様向けのワークフロー案(効率重視)

ゆずまるはすでにジャンルが決まってるので、他にいい


  1. キーワード候補リスト作成
     ジャンルの主題 + 関連語 +「やり方」「ベスト」「比較」などのフック語を混ぜて10~20個出す。

  2. Instagramリサーチ並列で実施
     キーワード候補を使って、Instagramでハッシュタグ検索 → 関連アカウントを見つけ → そのアカウントがフォロー・フォロワーしてるアカウントを追う。良さそうな投稿・スタイルをスクリーンショットで記録。

  3. YouTubeでvidIQを使ってキーワード分析
     候補を入れて、ボリューム・競合度・関連キーワード・質問形式を見て、「狙えるキーワード」をいくつかピックアップ。

  4. コンテンツ案のスケルトン作成
     それぞれのキーワードで動画タイトル案・Instagram投稿案をいくつか考える。サムネイル・写真スタイルのラフも想像する。

  5. テスト投稿 or ミニ動画で仮運用
     まずは小さめ(Instagramリール/ストーリー、YouTubeショート or 動画の冒頭部分など)で反応を見て、どれがいいか見極める。

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