ボトムアップ方式(カテゴリなし)でのサイト作成手順
ボトムアップ方式では、まずキーワードと検索意図から始めて、それを基に記事を作り、サイト全体を構築していく。カテゴリなしで進めることで、無駄なページ(不要なコンテンツ)を極力減らしつつ、ユーザーのニーズに直結するサイトを目指す。以下に具体的な手順をステップ形式でまとめる。
ステップ1:テーマとASP商材の大枠を決める
まず、サイトのテーマと、どのASP商材をマネタイズの中心にするかを軽く決める。ボトムアップとはいえ、完全な白紙から始めるのは難しいので、大まかな方向性だけ設定する。
- テーマの例: 「高級ボールペン」(詳細すぎないジャンルを選ぶ)。
- ASP商材の例: A8.netやAmazonアソシエイトで扱ってる高級ボールペン(モンブラン、パーカーなど)のアフィリエイトリンクをメインにする。
- ポイント: ここでは詳細までガチガチに決める必要はない。ただ、方向性を決めておくことで、キーワードリサーチがブレずに済む。
ステップ2:ペルソナを設定して検索意図を想像する
ターゲットとなるペルソナを具体的に設定し、彼らがどんな悩みやニーズを持ってるかを想像する。これがキーワードリサーチの土台になる。
- ペルソナ例:
- 30代男性会社員(自分用):仕事で使う信頼感のあるボールペンが欲しい。
- 検索意図:品質や書き心地、ビジネスシーンでの見た目を重視。
- 40代女性(プレゼント用):旦那や上司に贈る高級ボールペンを探してる。失敗したくない。
- 検索意図:ギフト向けの選び方、人気商品、名入れサービスの有無。
- 20代後半文具マニア:コレクション用にデザインや限定品を重視。
- 検索意図:限定モデル、デザイン性、書き心地のレビュー。
- 30代男性会社員(自分用):仕事で使う信頼感のあるボールペンが欲しい。
- ポイント: ペルソナは複数設定しておくと、幅広いキーワードをカバーできる。ただし、最初は1~2人に絞って深掘りする方が効率的。
ステップ3:キーワードリサーチで検索需要を洗い出す
ペルソナが検索しそうなキーワードをツールを使って洗い出す。ここがボトムアップ方式の肝。
- 使用ツール:
- Googleキーワードプランナー(無料)
- Ubersuggest(無料プランあり)
- Ahrefs(有料だけど本格的)
- キーワード例(高級ボールペンの場合):
- ペルソナ1(会社員):「高級ボールペン おすすめ ビジネス」「モンブラン 書き味」「高級ボールペン 1万円以下」
- ペルソナ2(プレゼント用):「高級ボールペン プレゼント 男性」「高級ボールペン 名入れ」「高級ボールペン ギフト 40代」
- ペルソナ3(文具マニア):「高級ボールペン 限定モデル」「パーカー 書き心地」「高級ボールペン コレクション価値」
- 派生キーワードも探す:
メインキーワードから関連するサジェストキーワードを拾う。
- 例:「高級ボールペン おすすめ」→「高級ボールペン おすすめ 1万円」「高級ボールペン おすすめ 安い」
- ポイント:
- 検索ボリュームが少なすぎる(月間10以下とか)キーワードは避ける。
- 競合が強すぎるキーワード(大手サイトが上位独占)は最初は狙わず、ロングテールキーワード(例:「高級ボールペン おすすめ 1万円以下」)から攻める。
ステップ4:キーワードごとに記事を作成する
洗い出したキーワードを基に、検索意図に沿った個別記事を作る。カテゴリはまだ作らない。
- 記事作成のポイント:
- 1キーワードにつき1記事を基本とする。
- ユーザーの検索意図を満たす内容を書く(「おすすめ」ならランキング形式、「選び方」ならポイント解説)。
- ASP商材への導線を自然に組み込む。
- 記事例:
- 「高級ボールペン おすすめ ビジネス」→「ビジネスシーンで映える高級ボールペンおすすめ5選」
- モンブランやパーカーを紹介し、ASPリンクを設置。
- 「高級ボールペン プレゼント 男性」→「男性に喜ばれる高級ボールペンの選び方とおすすめ」
- ギフト向けの選び方を解説し、ASP商材を推奨。
- 「高級ボールペン 限定モデル」→「コレクター必見!2023年限定の高級ボールペン特集」
- 限定モデルを紹介しつつ、購入リンクを設置。
- 「高級ボールペン おすすめ ビジネス」→「ビジネスシーンで映える高級ボールペンおすすめ5選」
- 不要なコンテンツを避けるポイント:
- 検索需要がない内容は書かない。
- 例:「高級ボールペンの歴史」→需要がほぼないので不要。
- テーマから外れる内容も避ける。
- 例:「高級ボールペンと星占いの関係」→関連性が薄いので不要。
- 検索需要がない内容は書かない。
ステップ5:トップページを作成して記事をまとめる
個別記事が数本(3~5本)できたら、トップページを作ってサイトの顔とする。カテゴリなしなので、トップページがユーザーの入り口になる。
- トップページの構成例:
- タイトル:「高級ボールペンの選び方ガイド」
- 概要:ビジネス、ギフト、コレクションに使える高級ボールペンを紹介。
- リンク:主要記事(「おすすめ5選」「ギフト選びのコツ」など)への導線を設置。
- ポイント: トップページはシンプルに、ユーザーが欲しい情報にすぐアクセスできる設計にする。SEO的にはトップページも軽くキーワードを意識(例:「高級ボールペン おすすめ」)。
ステップ6:内部リンクで回遊性を高める
各記事同士を内部リンクでつなげて、ユーザーがサイト内を回遊しやすくする。カテゴリがない分、内部リンクがサイトの構造を補強する役割を担う。
- 内部リンクの例:
- 「おすすめ5選」記事の末尾に「ギフト選びのコツ」や「レビュー」記事へのリンク。
- 「ギフト選びのコツ」記事から「おすすめ5選」やトップページにリンク。
- ポイント: 関連性の高い記事同士を自然につなげる。無理やりリンクするとユーザーが混乱するので注意。
ステップ7:運用しながら記事を増やす
最初は少数の記事(3~5本)から始めて、成果を見ながら記事を増やしていく。PVや検索順位、成約率をチェックして、効果的なキーワードや記事内容を分析。
- 増やす際のポイント:
- 成果が出てるキーワード(例:「おすすめ5選」がよく読まれてる)と同じ系統の記事を増やす。
- 例:「高級ボールペン おすすめ 1万円以下」「高級ボールペン おすすめ 女性向け」など。
- ユーザーの反応を見て、需要の薄い内容は控える。
- 例:「高級ボールペンのメンテナンス方法」が全然読まれないなら、似たテーマは一旦保留。
- 成果が出てるキーワード(例:「おすすめ5選」がよく読まれてる)と同じ系統の記事を増やす。
ステップ8:必要に応じて後からカテゴリを追加(オプション)
記事が10~15本くらい増えてきたら、キーワードやテーマをグルーピングしてカテゴリを追加する選択肢も出てくる。ボトムアップの強み(キーワードベースのSEO)を活かしつつ、サイトのバランスを整える。
- カテゴリ追加の例:
- 「おすすめ系記事」→「おすすめ」カテゴリ
- 「ギフト選び系記事」→「ギフト選び」カテゴリ
- 「レビュー系記事」→「レビュー」カテゴリ
- ポイント: カテゴリページ自体もSEOを意識して、簡単な説明文やキーワードを入れておく(例:「高級ボールペン おすすめ」でカテゴリページが上位表示されるようにする)。
カテゴリなしのサイト構成例(再掲+補足)
手順を踏まえた上で、カテゴリなしのサイト構成例を再度まとめる。
- トップページ
- タイトル:「高級ボールペンの選び方ガイド」
- 概要:ビジネス、ギフト、コレクションに使える高級ボールペンを紹介。
- リンク:主要記事(「おすすめ5選」「ギフト選びのコツ」など)への導線。
- 個別ページ(記事ページ)
- 記事1:「高級ボールペンおすすめ5選」
- ASP商材(モンブランやパーカー)を紹介。
- 記事2:「男性に贈る高級ボールペンの選び方」
- ギフト向けのアドバイスとASPリンク。
- 記事3:「モンブラン ボールペンのレビューと書き心地体験談」
- レビューを通じて信頼性を高め、ASPリンクを設置。
- 記事1:「高級ボールペンおすすめ5選」
不要なコンテンツを避けるポイント(再掲+補足)
- 検索需要がないキーワードは避ける: ツールで検索ボリュームをチェック。月間10以下のキーワードは基本的にスルー。
- テーマと関連性の薄い内容は切り捨てる: 高級ボールペンのサイトで「ボールペンの雑学」みたいなのは、よほど需要がない限り不要。
- ASP商材との関連性を意識: マネタイズに直結しない記事は優先度を下げる。
- ユーザーの検索意図を最優先: 「高級ボールペン おすすめ」を検索する人は具体的な商品を知りたいので、抽象的な話(例:「高級ボールペンの文化」)は避ける。
カテゴリなしのメリットと注意点(再掲+補足)
- メリット
- シンプルで無駄がない:不要なコンテンツを避けやすい。
- マネタイズに直結しやすい:検索意図に沿った記事でASP商材への導線がスムーズ。
- 初期運用が楽:少数の記事から始められる。
- 注意点
- サイトが薄く見えるリスク:記事数が少ないと内容が薄いと思われがち。
- スケールアップが難しい:記事が増えると整理が大変になる。
- SEO的に不利になる場合も:カテゴリがない分、関連キーワードでまとめて上位表示するチャンスが減る。
まとめ
ボトムアップ方式でカテゴリなしのアフィリエイトサイトを作る手順は、「テーマとASP商材の大枠を決める」→「ペルソナ設定」→「キーワードリサーチ」→「記事作成」→「トップページ作成」→「内部リンクで回遊性アップ」→「運用しながら増やす」→「必要なら後でカテゴリ追加」の流れ。キーワードベースで始めることで、不要なコンテンツを極力減らしつつ、SEO的にも強いサイトを作れる。最初はシンプルに始めて、成果を見ながら徐々に拡張していくのが現実的だ。